私たちの住まいは、外壁や屋根といった外装部分に守られています。
住まいの外側は、直射日光や紫外線、雨風など、さまざまな要因が影響を及ぼすため、外装部分がきちんと機能を果たしているか確認しなければなりません。
特に屋根の場合、住まいの中で最も高い場所にあるため状況が確認しづらく、気付いた時にはすでに劣化が進んでいるケースも。
進行スピードは外壁以上なので、外壁に何らかの症状が見られる場合は屋根も同様に劣化していると考えて良いでしょう。
直接点検できない場所なので、ご不安な場合はぜひ当社にご相談ください。
▼塗膜の状態を確認しましょう
外壁の場合は、お客様ご自身で劣化の進行状況を確認できます。簡単に見分けられますので、ぜひチェックしてみてください。
□外壁を触れると手に白い粉が付く（チョーキング）
□壁に細かなヒビが入っている（クラック）
□カビやコケが生えている
□塗膜が剥がれている
上記はほんの一例なので、お客様では確認しきれない劣化もあります。いずれにせよ、ご不安な場合はぜひ当社にご相談ください。
■ 外壁や屋根の劣化を放っておくと……
外壁や屋根の劣化をそのままにしているとどうなるでしょうか。
水分が建物内部に浸入すると、外壁内部が徐々に劣化していきます。そうすると建物自体が腐食してしまい、コンクリートに含まれるセメント成分が中性化。
本来あるはずの強度が失われるという結果になってしまいます。
それだけでは終わらず、雨漏りの進行と共に内部の湿度が高くなり、シロアリを呼び寄せてしまうことも。住みついたシロアリが建物内の木材を食べて被害が拡大し、建物自体が空洞化してしまいます。
こうなると耐久性が格段に損なわれ、場合によっては建て直しを視野に入れなければなりません。
住み慣れたお住まいでこれからも暮らしていくために、適切なタイミングでメンテナンスを行いましょう。
少しでもご不安な場合は、ぜひお早めにご相談ください。
